日時:2025年8月30日(土)/8月31日(日)
場所:武蔵大学(江古田キャンパス)
〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1
https://www.musashi.ac.jp/access/access.html
8月30日(土)10:00-18:20 8号館・1号館(パフォーマンスのみ)
8月31日(日)10:00-18:00 11号館・6号館(参加受付は11号館)
会費:無料(非会員・学外者のみ1,000円)
*土曜日:シンポジウム・パフォーマンスは一般の方も無料(事前予約不要)
*日曜日:ウィキペディアワークショップのみ一般の方も無料(要事前予約)
協力:武蔵大学人文学会
*大会参加のために臨時託児を必要とする会員に費用の一部を補助します。ご希望の方はガイドラインをご確認の上、8月29日(金)までに申請を行ってください。
*大会会期中は(株)赤ちゃん本舗およびNPO法人ConoCoの協力により親子休憩室を設置します。親子休憩室内で短時間の一時託児も実施します(要事前予約)。また、親子休憩室内で学会員の選書による絵本の展示を開催します。大会参加者はどなたでもご覧いただけます。
*参加にあたって情報保障や支援を必要とする会員は、事前に申し込んでいただければ手話通訳・要約筆記・配布資料の拡大コピー・配布資料の事前送付・受付から発表場所までの誘導を受けることができます。希望する会員はできるだけ早く、可能であれば8月8日(金)までに企画委員会(kikaku@repre.org)までメールでご連絡ください。
8月30日(土)
10:00-12:00 研究発表(午前)
個人研究発表セッション1 8501
マッシモ・カッチャーリの美学──現代芸術とイコンをめぐって
江川空(京都大学)
どこで作るのか、どこを作るのか──グロイスにおけるインスタレーションの政治哲学的理解とそのモダニズム的側面
大岩雄典(多摩美術大学)
瞬時性の回路──クレメント・グリーンバーグの美的判断における反復性と持続性の経験
大澤慶久(東京藝術大学)
【司会】岡本源太(國學院大學)
個人研究発表セッション2 8502
作品表現からみる岡本太郎の思想的背景──ドローイングを用いた分析を中心に
石原史奈(武蔵野美術大学)
迂路の形成──1970年代の日本美術における制度批判と複製技術
金子智太郎(愛知県立芸術大学)
開回路におけるセレンディピティ──ナムジュン・パイクのロボット彫刻と宇宙技芸におけるサイバネティクス
佐藤小百合(東京藝術大学)
【司会】沢山遼(武蔵野美術大学)
個人研究発表セッション3 8603
時間的「往還」について──『ドライブ・マイ・カー』を中心に
瀬古知世(神戸大学)
千葉泰樹・安藤太郎『義人呉鳳』(1932年)における物語内容と映画技法の戯れ──戦前外地映画のプロパガンダ作用
原口直希(東京大学)
70年代テレビドキュメンタリーにおけるナラティヴの実験──龍村仁作品における「遂行」される「現実」
万里(東京科学大学)
【司会】角尾宣信(和光大学)
ワークショップ 8602
「家の柱」ワークショップ──ブロック玩具は建築的自律の夢をみるか?
井上岳(GROUP)
齋藤直紀(東京大学)
柏﨑健汰(組積研スタジオ)
奥島千晶(東京都市大学)
片桐悠自(東京都市大学)
12:10-13:00 総会(会員のみ) 8702
13:00-13:30 昼休み
13:30-16:15 シンポジウム 8702 *オンライン配信あり
通じなさを抱えて──言葉をまたぐフェミニズム/クィアのポリティクス
登壇者:
三須祐介(翻訳家、立命館大学)
岩川ありさ(早稲田大学)
福永玄弥(東京大学)
コメンテイター:清水晶子(東京大学)
司会:シュテファン・ヴューラー(武蔵大学)/清水晶子(東京大学)
17:00-18:20 パフォーマンス 1001
セクシュアリティと多様性──ドラァグクイーンによるショー・絵本読み聞かせ・HUGたいそう
出演:マダム ボンジュール・ジャンジ(ドラァグクイーン/パフォーマンスアーティスト)
司会 :北村紗衣(武蔵大学)
19:00-21:00 学会賞授賞式および懇親会(会員および同伴者のみ) 50周年記念ホール
8月31日(日)
10:00-12:00 研究発表(午前)
個人研究発表セッション4 11203
倒錯を誘発する怪鳥──ラカンのダ・ヴィンチ論における昇華のインヴァージョン
北村公人(立命館大学)
オノ・ヨーコ《ストリップ・ティーズ・フォー・スリー》におけるまなざしの客体化──観客論とジェンダー論の観点から
武澤里映(兵庫県立美術館)
Jホラーの歪貌的メランコリー──『リング』、『呪怨』から『LOFT ロフト』へ
長尾優希(東京藝術大学)
【司会】石岡良治(早稲田大学)
個人研究発表セッション5 11204
蓮實重彦における記号と反記号──表象文化論のメソドロジーに向けて
入江哲朗(東京外国語大学)
「冥の会」における領域横断的な協同作業──『メデア』(1975)の作劇・演出上の仕掛けについて
新里直之(京都芸術大学)
「NTR」はいかにして成立したか──美少女マンガ誌『コミックコーヒーブレイク』(富士美出版)の分析
森田百秋(京都精華大学)
【司会】大橋完太郎(神戸大学)
パネル1 新しいエコロジーとアート 6201
新しいエコロジー下におけるキュラトリアル実践
長谷川祐子(京都大学)
キュレーション実践を通じた「conviviality」(共宴性/共友性)の回復
髙木遊(金沢21世紀美術館)
感覚の倫理、芸術の政治──ポスト人間的ケアとエコロジー
清水知子(東京藝術大学)
【コメンテイター】山内朋樹(京都教育大学)
【司会】星野太(東京大学)
12:00-13:30 昼休み
13:30-18:00 開催校企画ワークショップ 11201
アート+フェミニズム ウィキペディアエディタソン
講師:北村紗衣(武蔵大学)
協力:早稲田Wikipedianサークル、稲門ウィキペディアン会
13:30-15:30 研究発表(午後1)
個人研究発表セッション6 11203
「考現学」における視線の移動──挿絵、テクスト内空間に着目して
河﨑伊吹(大阪大学)
新国家建設と越境する表象──マレーシア・エリトリアにおける「硫黄島の星条旗」図像の再構成
斉藤穂高(大阪観光大学)
1923年のマンガの書字方向とコマ配置──「日刊アサヒグラフ」紙面のレイアウト分析
細馬宏通(早稲田大学)
【司会】佐藤守弘(同志社大学)
個人研究発表セッション7 11204
「組み立て」と「透明性」──戦間期ドイツにおけるラースロー・モホイ=ナジの造形美学
保科泰(立教大学)
ベルリン・ホロコースト記念碑におけるグリッドについて──ピーター・アイゼンマンのグリッド概念の変遷に関する分析
待鳥天志(横浜国立大学)
天気を描く──17世紀後半から19世紀における風景画と気象学の交差
村山雄紀(日本学術振興会)
【司会】池野絢子(青山学院大学)
パネル2 新即物主義100周年──今、ヴァイマル共和国時代の芸術文化を考える 6103
「観相学者」デーブリーン──「症候学的パラダイム」のなかの「標本」写真集
相馬尚之(筑波大学)
新即物主義音楽が拒んだ〈私〉──音楽的表現対象の変遷史
小島広之(東京大学)
展覧会になにができるのか──「苦難にある女性たち」展(1931)をめぐる考察
池田真実子(京都大学)
【コメンテイター】石田圭子(神戸大学)
【司会】池田真実子(京都大学)
開催校企画パネル1 6201
美術展制作の構造の中に組み込んだ「対話」を表象文化論学会のパネルで公開する──東京・練馬=ルワンダ・ムサンゼ
西野正将(美術家、映像ディレクター)
ふくだぺろ(アーティスト、詩人、マルチモーダル人類学者)*オンライン参加
小森真樹(武蔵大学)
16:00-18:00 研究発表(午後2)
個人研究発表セッション8 11203
リオタールの「装置」概念について──その芸術作品論での応用と思想的意義
浅野雄大(東京大学)
我々は変われるか──ジャン=リュック・ナンシーの哲学から考える到来の問題
金田瑞樹(広島大学)
ドローイングにおけるエクリチュール・フェミニンの触覚性──エレーヌ・シクスーの「画家のように書く」身振りを手がかりに
竹山真熙(東京藝術大学)
【司会】柿並良佑(山形大学)
個人研究発表セッション9 11204
視覚表象の〈継承〉と〈逸脱〉──ハンダラ図像の派生形にみる政治性と行為性
濱中麻梨菜(東京大学)
Asynchronous Objects──九州大学総合研究博物館でのアート・インターベンションと知の再編
結城円(九州大学)
ロマンスの崩壊──日本テレビドラマにおける「パパ活女子」の表象分析
黄薇(同志社大学)
【司会】小澤京子(二松学舎大学)
パネル3 クィアの外縁から──高齢のトランスジェンダー・Aro/Ace・「異性愛」 6103
アメリカ合衆国における高齢のトランスジェンダーによるケアの歴史──無償のケアを再考する
両角詩穂(同志社大学)
中年期以降のAro/Ace的な時間経験とオルタナティブな親密性──大谷朝子『がらんどう』を事例に
井ノ下朝陽
アートにおける「クィア」の再考──グレイソン・ペリーの実践を中心に
中嶋彩乃(京都大学)
【コメンテイター】久保豊(金沢大学)
【司会】両角詩穂(同志社大学)
開催校企画パネル2 6201
80年目の8月──岡部昌生と記憶の芸術
岡部昌生(美術家、元札幌大谷大学)
港千尋(多摩美術大学)
伊藤佐紀(さっぽろ芸術文化研究所)
【司会】香川檀(武蔵大学)
美術展示
武蔵大学江古田キャンパス内 9:00-18:30(両日とも)
美大じゃない大学で美術展をつくる vol.3|SOS 応答と対話で「何か」を探す
キュレーション:小森真樹(武蔵大学)
参加作家:
西野正将(美術家、映像ディレクター)
ふくだぺろ(アーティスト、詩人、マルチモーダル人類学者)
*展示MAPは受付にて配布
*プログラムは予告なく変更されることがあります。詳細及び最新情報は表象文化論学会ホームページ(http://www.repre.org/)をご覧ください。
問い合わせ先:表象文化論学会第19回大会実行委員会
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 東京大学総合文化研究科表象文化論研究室内
E-mail kikaku@repre.org URL http://www.repre.org
表象文化論学会第19回大会実行委員会
表象文化論学会第19回大会実行委員会
香川檀(武蔵大学・実行委員長)
池野絢子(青山学院大学)
シュテファン・ヴューラー(武蔵大学)
海老根剛(大阪公立大学)
大橋完太郎(神戸大学)
門林岳史(関西大学)
北村紗衣(武蔵大学)
小森真樹(武蔵大学)
清水知子(東京藝術大学)
角尾宣信(和光大学)
福田貴成(東京都立大学)
星野太(東京大学)
三浦哲哉(青山学院大学)