日時:2018年7月8日(日)16:30-18:30
場所:人文学研究科B棟(B132)

パネル概要

植原亮(関西大学)
長坂真澄(群馬県立女子大学)
串田純一(早稲田大学)
司会:千葉雅也(立命館大学)


「動物は世界が貧しい」──ハイデガーが講義『形而上学の根本諸問題』で述べたこのテーゼは、現代思想において多数の反応を引き起こしてきた。串田純一の『ハイデガーと生き物の問題』は、このテーゼを導きとして、ハイデガー哲学における「生きているということ」を根本から問い直すものである。本パネルでは、串田の論理を追いながら、生き物の能力や行為について様々な観点から検討を加える。