【学会賞】
星野太『崇高と資本主義 ジャン=フランソワ・リオタール論』(青土社)

【奨励賞】
相田豊『愛と孤独のフォルクローレ ボリビア音楽家と生の人類学』(世界思想社)

鈴木亘『声なきものの声を聴く ランシエールと解放する美学 』(堀之内出版)

【特別賞】
該当なし

【渡邉守章賞】
田中純

選考委員

  • 石田美紀
  • 加藤有子
  • 竹峰義和
  • 谷昌親

選考委員会
2025年5月18日(日) オンラインミーティング

選考過程
2025年1月21日から2月14日にかけて、表象文化論学会ホームページおよび会員メーリングリストをつうじて会員から候補作の推薦を募り、以下の著作が推薦された(著者名50音順)。

【学会賞候補作】

  • 相田豊『愛と孤独のフォルクローレ ボリビア音楽家と生の人類学』(世界思想社)
  • 片桐悠自『アルド・ロッシ 記憶の幾何学』(鹿島出版会)
  • 鈴木亘『声なきものの声を聴く ランシエールと解放する美学』(堀之内出版)
  • 田村正資『問いが世界をつくりだす メルロ゠ポンティ 曖昧な世界の存在論』(青土社)
  • 福尾匠『非美学 ジル・ドゥルーズの言葉と物』(河出書房新社)
  • 藤城孝輔『村上シネマ 村上春樹と映画アダプテーション』(森話社)
  • 星野太『崇高と資本主義 ジャン=フランソワ・リオタール論』(青土社)

選考作業は、各選考委員が候補作それぞれについて意見を述べ、全員の討議によって各賞を決定してゆくという手順で進行した。慎重かつ厳正な審議の末、学会賞は星野太氏の著作、奨励賞に相田豊氏と鈴木亘氏の著作をそれぞれ推挙することが決定された。また、渡邉守章賞に関しては理事会からの推薦をもとに書面にて討議し、田中純氏による表象文化論学会および学術的発展への貢献に対して推挙することが決定された。