新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2020年度の表象文化論学会大会は中止となりました。この状況に鑑み、安全を保ちつつ学会員の研究活動を奨励するため、Zoom等を使って遠隔開催するオンライン研究フォーラムを8月1日から8月10日にかけて表象文化論学会のウェブイベントとして行うことといたしました。つきましては会員の皆さまを対象として、研究発表パネルとワークショップを募集します。ふるってご応募ください。オンライン研究フォーラムで行われる研究発表パネルやワークショップは、通常の大会・研究発表集会におけるパネルやワークショップと同じものとみなされます。なお、本オンライン研究フォーラムでは、研究発表パネルとワークショップに加えて、新型コロナウイルス流行下の文化と芸術に関するシンポジウムを企画しています。

[応募要項]

1.開催日時

2020年8月1日(土)、2日(日)及び8月8日(土)、9日(日)、10日(月)の期間内に、1日に1〜2つのパネル/ワークショップの開催を目安として実施します。応募件数が多い場合は、応募者と相談の上、その間の平日(3日〜7日)夕方にも実施します。

2.開催・配信形態

研究発表パネル、ワークショップの登壇者は、表象文化論学会で準備するオンライン環境(Zoomの使用を予定しています)にご自身のPCなどから接続し、発表や報告を行っていただきます。研究発表パネルはZoomウェビナーにて開催し、会員/非会員問わず広く公開する予定です。質疑応答はチャットにて受け付けてください。ワークショップは参加者を学会員に限定した事前登録制とし、Zoomにて開催する予定です(開催形態次第で応相談)。

なお、各登壇者が個別に自宅などからPC接続し、発表や報告を行っていただくことを想定していますが、登壇者の安全が確保された状態であれば、大学の教室など一箇所に集まって、そこから配信することを妨げません。同じく、安全が確保された状態であれば、会場に聴衆を迎えることを妨げませんが、会場内での質疑応答などがオンラインでも共有されるよう配慮して下さい。参加者の安全が確保できないと学会が判断した場合には、パネル/ワークショップの採択・開催を取り消します。

3.応募要領

(1)研究発表パネル

例年、大会で実施している研究発表パネルに準じる形式の研究発表パネルを募集します。ただし、発表者人数は2名から5名程度とし、コメンテイターは必須としません。発表時間は1人20分程度とします。以下の項目を取りまとめて企画委員会までメールでお送り下さい。

・組織者の氏名、所属、職位、連絡先(メールアドレス)

・パネルのタイトル

・パネルの概要(日本語600字または英語200 words程度)

・各発表者の氏名、所属、職位、連絡先(メールアドレス)

・各発表のタイトル(2~5本)

・各発表の要旨(日本語600字または英語200 words程度)

・コメンテイターの氏名、所属、職位、連絡先(メールアドレス)

・司会の氏名、所属、職位、連絡先(メールアドレス)

・開催希望(可能)日

 (8/1、2、8、9、10のうち開催可能な日程をなるべく多くお知らせ下さい)

※ 組織者は発表者・司会・コメンテイターのいずれかが担うものとします。発表者とコメンテイターのいずれかが司会を兼ねることができます。コメンテイターなしのパネル応募も可能です。

※ 組織者・発表者・司会は学会員に限ります。コメンテイターは学会員である必要はありませんが、入会の意思がある場合は学会員になることを推奨します。

※ 今回は通常の大会で募集しているB方式での応募は受け付けません。

(2)ワークショップ

研究発表パネルの枠に収まらない多様な企画を「ワークショップ」枠で募集します。以下の項目を取りまとめて企画委員会までメールでお送り下さい。企画委員会で審査の上、結果を回答します。

・登壇予定者の氏名、所属、職位、連絡先(メールアドレス)

・企画のテーマ

・企画内容の簡単な説明(日本語600字または英語200 words程度)

・開催希望(可能)日

 (8/1、2、8、9、10のうち開催可能な日程をなるべく多くお知らせ下さい)

※ なお、組織者は学会員のみとし、他の登壇者も学会員であることが望ましいものとします。

3. 応募方法・締め切り

 2020年7月1日(水)までに企画委員会メールアドレス(kikaku@repre.org)までお送り下さい。 

4.審査

学会の趣旨に照らして、企画委員会がパネル及びワークショップの可否を審査します。審査結果は締め切りから2週間以内に組織者に通知します。ただし、企画委員会から採用の条件として修正を求めることがありますので、その場合には上記日程よりも結果通知が遅くなります。

5. 託児補助

研究発表パネル・ワークショップの登壇者が臨時託児を必要とする場合、費用の一部を補助します。託児補助が必要な場合、応募時にあわせてお申し込みください。

6. 情報保障

情報保障が必要な場合は応募時に企画委員会までご相談ください。また、口頭発表を原則としますが、こちらが困難な場合も企画委員会までご相談ください。

7. 開催補助

オンライン開催環境を整えるための機器(webカメラ、ヘッドセットなど)の購入が必要な場合、正会員B及び学生会員に5000円まで補助を行います。ただし、Zoomなどの環境はこちらで整えますので、Zoom有料版に関する補助は行いません。原則的に申請者による立て替え払いとし、領収書の提示により精算します。開催補助を希望される方は応募時に企画委員会までご一報ください。

8.問い合わせ先

kikaku@repre.org

9. 入会・会費

入会・会費についてはこちらをご覧下さい。 http://www.repre.org/association/admission/