日時:7月8日(日)14:00-16:00

・田中純(東京大学)×鯖江秀樹(立命館大学)
・多賀茂(京都大学)×小澤京子(埼玉大学)
【司会】岡田温司(京都大学)

多賀茂、田中純の両氏を迎え、表象文化論学会・第三回学会賞の奨励賞をそろって受賞した小澤京子『都市の解剖学』および鯖江秀樹『イタリア・ファシズムの芸術政治』をめぐって、両著者とともに議論を繰り広げる。都市の「皮膚」としての建築をめぐり、美術や医学、文学を軽やかに縦断した小澤京子氏の著作については、18世紀フランス思想を専門とし、精神医学史や都市論にも造詣の深い多賀茂氏に評していただく。またファシズムと芸術の関係という問題を、未来派との影響関係のようなこれまでの限定的な理解から解き放ち、表象としてのファシズムの問題に切り込んだ鯖江秀樹氏の著作については、『政治と美学』の著者でもある田中純氏により、イタリア美術や文学の枠に留まらない観点から評していただく。司会は表象文化論学会会長の岡田温司氏。