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『表象』11

特集:ポスト精神分析的主体の表象
表象文化論学会=発行 月曜社=発売
本体価格2,000円、ISBN:978-4-86503-045-7
2017年3月31日発行

◆巻頭言◆
表象からのこの不気味な撤退は何を意味しているのだろう?(佐藤良明)

◆特集◆ポスト精神分析的主体の表象
共同討議:「精神分析的人間の後で──脚立的超越性とイディオたちの革命」
(千葉雅也+松本卓也+小泉義之+柵瀨宏平)
因果的決定論から悲劇的行為へ──精神分析的主体をめぐって(柵瀨宏平)
自己・再帰性・異種混交性──手帳術本の再分析を中心に(牧野智和)
個の認知から相互行為的認知へ──行為のマイクロ分析から(細馬宏通)
無意識と語る身体(ジャック゠アラン・ミレール/山﨑雅広+松山航平訳)
ただひとつの生──生物学的抵抗、政治的抵抗(カトリーヌ・マラブー/星野太訳)

◆特別掲載◆「シェイクスピア没後400年」
Poetry of Constancy/変わらなさの詩法──シェイクスピアのソネット105番のツェランによる翻訳について
(ペーター・ソンディ清水一浩訳)

◆投稿論文◆
合生的形象──ピカソ他《ラ・ガループの海水浴場》における物体的思考プロセス(平倉圭)
理性の使用価値──ジョルジュ・バタイユのサド論について(井岡詩子)
保存修復とX線の「暴力性」──キャサリン・ジルジュ《スザンナと長老達:修復後》(1998)をてがかりに(田口かおり)
モデルに倣う──ファッションにおけるパターンの出現(平芳裕子)
二重記述へのステップ──デヴィッド・ダンの《樹の中の光の音》における科学的視座の役割(岡崎峻)
映像化される『雁』の世界──戦後日本映画における女性表象の生成過程をめぐって(北村匡平)

◆書評+ブックガイド◆
貧しさについて──池野絢子『アルテ・ポーヴェラ』書評(松浦寿夫)
〈絶滅の文化〉としての演劇、その未来のために──内野儀『「J演劇」の場所』書評(小澤英実)
身体で読む身体の喜悦──沖本幸子『乱舞の中世』書評(武藤大祐)
古典的ハリウッド映画の継承/異化──小野智恵『ロバート・アルトマン 即興性のパラドクス』書評(山本祐輝)
苛烈な闘争の記録──木下千花『溝口健二論』書評(蓮實重彥)
〈原子力〉に対して哲学は何をなしうるか──佐藤嘉幸・田口卓臣『脱原発の哲学』書評(渡名喜庸哲)
「不実なる忠実さ」の系譜──竹峰義和『〈救済〉のメーディウム』書評(海老根剛)
「ポスト真実」時代のアートヒストリー──田中純『過去に触れる』書評(高山宏)
「過剰」の効用──長木誠司『オペラの二〇世紀』書評(広瀬大介)
ポピュラー音楽とメディエーション──グローバル化したアメリカ音楽と日本(そして韓国)──東谷護『マス・メディア時代のポピュラー音楽を読み解く』書評(佐藤守弘)
ロシア現代思想というブルーオーシャン──乗松亨平『ロシアあるいは対立の亡霊』書評(東浩紀)
〈無国籍者〉の映画論──御園生涼子『映画の声』書評(中村秀之)

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