学会誌『表象』

表象文化論学会=発行、月曜社=発売
本体1,600円、ISBN:978-4-901477-61-1
2007年4月30日発行

◆創刊の辞◆
「距離のパトス」松浦寿輝
◆特集◆人文知の現在と未来――越境するヒューマニティーズ
「対談=人文知の現在」浅田彰×松浦寿輝
「共同討議=閉塞する人文科学を超えて――いま、芸術を問う」岡崎乾二郎+中沢新一+リピット水田堯+ファブリアーノ・ファッブリ+司会・田中純
◆寄稿◆人文知の未来
「無条件性の試練」鵜飼哲
「「弱い学」の方へ」岡田温司
「言葉と表象」神崎繁
「暴力を思考すること、表象すること」竹村和子
「過去という名の未来」斉藤綾子
「「遊行」の表象文化論」松岡心平
◆翻訳◆
「人文学の未来――実験すること」サミュエル・ウェーバー(門林岳史+宮崎裕助=訳)
◆論文◆
「自己展開するイメージ――偽ディオニシオスに見る主体化の問題」柳澤田実
「アウシュヴィッツのあとにテレビを見ることは野蛮か――Th・W・アドルノの一九五〇年代のテレビ論をめぐって」竹峰義和
「忘却への欲望/トラウマの回帰――文革直後の中国映画における文革の表象」劉文兵
「「機械的なもの」と「有機的なもの」――一九二〇年代ソ連における芸術教育の思想的背景をめぐって」江村公
「ジェニー・ホルツァーの八〇年代――作品/空間の変容」平野千枝子
◆書評◆
「アルスの政治哲学へ向けて――岡田温司『芸術と生政治――現代思想の問題圏』書評」田中純
「芸能のエネルギーと宮廷――沖本幸子『今様の時代――変容する宮廷芸能』書評」高橋悠介

Notice:

『表象』01号 初版/第二版 誤植一覧(2007.8.29)
・p.39 上段 9行目「江波先生」→「江上(波夫)先生」
・p.80 下段 後ろから5行目「ジョルジュ」→「ジョルジョ」
・p.90 上段 5行目「正当化べく」→「正当化すべく」
・p.97 上段 9行目「生じくる」→「生じてくる」
・p.118 註21「Baithasar」→「Balthasar」
・p.138 上段第2段落5行目「図ろうとしたである」→「図ろうとしたのである」
・p.143 上段第2段落8行目「センチメンタリズル」→「センチメンタル」

『表象』01号 第二版 誤植一覧(2007.7.7)
・p.191 ハシラ「Geisha」→「Geinoh」

『表象』01号 初版 誤植一覧(2007.7.7)
・p.4 「既存の言説と摂取と…」→「既存の言説の摂取と…」
・p.30 下段 後ろから4行目「*28」→「*29」
・p.60 上段 後ろから3行目【以下の文章抜け】「かは分からないけれども、いろんなジャンルの、まあ特殊」技能……
・p.126 下段 後ろから10行目「同一視されているいう」→「同一視されているという」
・p.133 註10および11「Intellekutuelle」→「Intellektuelle」
・p.185 下段5行目~p.187 下段最終行(8箇所)「白川院」→「白河院」
・p.191 ハシラ「Geisha」→「Geinoh」
・p.193 左欄3-1. 投稿エントリー最後の行/同頁 右欄10行目「Subjuct」→「Subject」