第12回研究発表集会

日時:2017年11月11日(土) 10:00–18:40
場所:武蔵大学江古田キャンパス 8号館、1号館
(〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1)

事前予約不要
会費:会員=無料/非会員=1000円(基調講演のみ無料公開)

*当日は8号館5階に設ける総合受付にまずお越しください。ただし、バーレスクのセッションのみ参加の方は会場前の受付(1号館)に直接お越しください。

*大会参加のために臨時託児を必要とする会員に費用の一部を補助します。ご希望の方はガイドラインをご確認の上、11月4日(土)までに申請を行ってください。

*当日、お子さま連れで参加される会員のための簡易休憩所を設置します。事前申し込みは不要です。ご利用を希望される方は、当日、受付のスタッフにお声がけください。なお、休憩所にスタッフは常駐しておりませんので、お子さまのみでのご利用はご遠慮ください。

チラシ(PDF)をダウンロード


午前 
10:00-12:00

研究発表1 8号館5階 8501教室

  • 19世紀英国の女優が抱えた「女性らしさ」との葛藤────エレン・テリーのオフィーリア理解をもとに/風間彩香(新潟大学)
  • 女性+機械の身体表象分析──戦間期ドイツにおける芸術作品から/三枝桂子(筑波大学)
  • 民族的他者と女性──『満洲グラフ』における植民地表象の様式/半田ゆり(東京大学)

司会:小澤京子(和洋女子大学)

研究発表2 8号館5階 8502教室

  • 19世紀末フランスにおける音楽演奏の視覚記録化の試みとその思想──音楽の自然科学的図像表象の音楽思想に与える影響についての一考察/山上揚平(東京藝術大学)
  • アクースマティック音楽再考──1970年代フランソワ・ベイル作品における聴覚イメージの知覚横断性について/宮木朝子(東京大学)
  • 出来事のノイズ──映画『ポーラX』について/根本裕道(立教大学)

司会:福田貴成(首都大学東京)


午後1 
13:20-15:00

基調講演 8号館5階 8503教室

死を〈見せる/見せない〉
──アニー・リーボヴィッツがスーザン・ソンタグを撮る/カタリーナ・ズュコラ(ブラウンシュヴァイク美術大学)

コメンテータ:田中純(東京大学)


午後2 
15:20-16:50

研究発表3 8号館6階 8603教室

  • 関係の限界の彼方で、ともにあること──ジョルジョ・アガンベンにおける潜在性の問題/髙田翔
  • ポストアナキズムの問題──脱領域化の野心と再領域化の危険性/小田透(静岡県立大学)

司会:岡本源太(岡山大学)

研究発表4 8号館5階 8501教室

  • 風流作り物の思想──〈洲浜〉を出発点に/原瑠璃彦(青山学院大学/日本学術振興会)
  • 大江健三郎作品における異界表象──「『罪のゆるし』のあお草」を中心に/菊間晴子(東京大学/日本学術振興会)

司会:番場俊(新潟大学)

研究発表5 8号館5階 8502教室

  • 韓国「単色画」の形成と李禹煥/鍵谷怜(東京大学)
  • 土門拳における「典型」と「組写真」──戦前の報道写真と戦後のリアリズムの間にあるもの/李範根(イボムグン)(東京大学)

司会:林田新(京都造形芸術大学)


午後3 17:10-18:40 

バーレスク・パフォーマンス&トーク 1号館地下 1002教室
ヴァイオレット・エヴァ(紫ベビードール代表)

聞き手:北村紗衣(武蔵大学)

懇親会 19:00-20:30(会員のみ) 8号館8階 記念ホール



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関連企画1
歴史の総合者とは何か?
──『歴史の総合者として──大西巨人未刊行批評集成』(幻戯書房)の刊行を記念して
日時:2017年11月10日(金)19:00–21:00
場所:池袋ジュンク堂本店イベントスペース
発表:石橋正孝(立教大学)、橋本あゆみ(早稲田大学)、山口直孝(二松学舎大学)
司会:國分功一郎(高崎経済大学)
参加費:1000円
*要事前予約
申込先:ジュンク堂書店池袋本店 受付1階案内カウンターにて(電話予約は03-5956-6111 まで)


関連企画2
人文研究者・教員向けウィキペディアの書き方ワークショップ
日時:2017年11月12日(日)13:00–17:00
場所:武蔵大学1号館3階CALL教室1304
*参加無料、要事前予約
参加希望者は10月27日(金)までに北村紗衣(saebou@cc.musashi.ac.jp)にお申し込みください。
詳細はこちらもご参照ください。

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*本研究発表集会基調講演と関連して、下記のようにカタリーナ・ズュコラ連続講演会が開催されます。

  • イメージ&ジェンダー研究会
    皮膚のイメージ/イメージの皮膚──現代メディア論から読む70年代女性アーティストの写真表象
    日時:2017年11月12日(日)13:30–15:20(研究会は17:30まで)
    場所:お茶の水女子大学 理学部3号館701室
    コメンテータ:小林美香(写真研究、東京国立近代美術館客員研究員)

  • 京都大学映画コロキアム
    〈見せる/見せない〉──死者写真の社会的、芸術的な使用
    日時:2017年11月18日(土)15:30–17:30
    場所:京都大学吉田南キャンパス 総合人間学部棟地下1階 1B05教室
    コメンテータ:前川修(神戸大学)


表象文化論学会第12回研究発表集会実行委員会

香川檀(実行委員長 武蔵大学)
門林岳史(関西大学)
北村紗衣(武蔵大学)
熊谷謙介(神奈川大学)
國分功一郎(高崎経済大学)
鈴木賢子(東京工芸大学)
竹峰義和(東京大学)
浜野志保(千葉工業大学)
星野太(金沢美術工芸大学)
横山太郎(跡見女子大学)